映画『バイオハザードIV アフターライフ』感想レビュー|中島美嘉と渋谷スクランブルから始まる衝撃【ネタバレあり】

洋画

どうも、まったり管理人です。

「えっ、中島美嘉!?しかも渋谷のスクランブル交差点!?」——『バイオハザードIV アフターライフ』のオープニング、これを初めて観たときの管理人の率直なリアクションです。日本人にとってめちゃくちゃ馴染みのある場所と、誰もが知るあの歌姫がいきなり出てくる。しかもアンデッドに変貌する。何が起きてるんだこの映画、と素直に驚きました。

シリーズ4作目となる本作は、日本のファンには間違いなくシリーズの中で一番ニヤけられる作品です。舞台が東京・渋谷から始まるんですよ。アンブレラ社の地下要塞が渋谷スクランブル交差点の地下にあって、アリスのクローン軍団がそれを襲撃するという、もはやSF映画の極み。3D上映も話題になりました。

監督が1作目以来のポール・W・S・アンダーソンに復帰したことで、本作はシリーズ全体の流れを引き締める重要な役割を担っています。ジル・バレンタインの再登場、クレアの兄クリスの初登場、ゲーム『5』のオマージュ。シリーズの集大成感がすごい一作です。

この記事ではストーリーの結末まで踏み込んだネタバレありで書いていきます。1〜3作目の記事もあるので、未読の方はそちらから。シリーズを通して観ると、本作の立ち位置がより味わえます。

⚠ この記事はネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。

『バイオハザードIV アフターライフ』作品情報

項目内容
タイトルバイオハザードIV アフターライフ(原題:Resident Evil: Afterlife)
公開日2010年9月10日(日本)
上映時間97分
レーティングPG12
監督・脚本・製作ポール・W・S・アンダーソン
原作カプコンのゲーム『バイオハザード』シリーズ
製作国アメリカ
配給ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映形式通常/3D/IMAX 3D(シリーズ初の3D化)
Filmarks★3.4(約6万5,000件)
配信Netflix/Amazon Prime Video(レンタル)/U-NEXT

サブタイトルの「アフターライフ」はあの世・死後の世界という意味です。1作目「Resident Evil」、2作目「Apocalypse(黙示録)」、3作目「Extinction(絶滅)」、そして本作「Afterlife(死後の世界)」と、サブタイトルがどんどん終末感を増していくのが面白いですね。

本作はシリーズで初めて3D上映された作品でもあります。当時は『アバター』の影響で3D映画ブームの真っ只中で、本作も「飛び出す3D」を全面に押し出した作りになっています。ゾンビが客席に向かって唾を飛ばしてくる場面など、思わず避けたくなるような演出が多いです。

主要キャスト

キャラクター俳優役柄
アリスミラ・ジョヴォヴィッチ主人公。超能力を失い等身大に戻る
クレア・レッドフィールドアリ・ラーター前作から続投。記憶喪失状態
クリス・レッドフィールドウェントワース・ミラー本作初登場。クレアの兄
ルーサー・ウェストボリス・コジョーバスケ選手出身のサバイバー
ベネットキム・コーツTVプロデューサー。実は……
キム・ヤン中島美嘉渋谷で最初に感染した女性
アルバート・ウェスカーショーン・ロバーツアンブレラ議長。本作の黒幕
ジル・バレンタインシエンナ・ギロリー2作目以来の再登場

ウェントワース・ミラーがクリス・レッドフィールドを演じているの、知ったときに「うわ、いいキャスティング」と思いました。彼は海外ドラマ『プリズン・ブレイク』の主演マイケル・スコフィールドで世界的に有名な俳優で、しかも本作でも刑務所からの脱出劇に絡む。「どこに行ってもプリズン・ブレイクな男」という冗談がレビューサイトでよく言われています。

そして中島美嘉。日本人キャストがハリウッド映画にメインキャラとして出るのは、当時としてもかなり珍しいことでした。しかも冒頭の重要シーンを任されているという扱いの大きさ。日本のバイオハザードファンへのリスペクトを感じます。

あらすじ(ネタバレあり)

ここからは結末まで踏み込んで書きます。

オープニング:渋谷スクランブル交差点とアンデッド化

物語の幕開けは雨の渋谷スクランブル交差点。傘もささずに立ち尽くす一人の美女(中島美嘉)に、リーマン風の男性が声をかける。ところが次の瞬間、彼女はその男性に食らいつき、アンデッドに変えてしまう——。

このシーン、日本人として観ていてめちゃくちゃ衝撃でした。あの渋谷の景色がアンデッドに飲み込まれていく光景はぞっとするし、何より中島美嘉という超有名な歌手が冒頭3分でゾンビ化するという演出が攻めすぎ。レビューサイトでも「中島美嘉、まさかこんな扱いとは」「日本人キャストの使い方が贅沢」と話題になりました。

アリスのクローン軍団、アンブレラ渋谷本部を襲撃

舞台が切り替わると、渋谷の地下にあるアンブレラ社の巨大要塞。アンブレラ議長のアルバート・ウェスカーが指揮を執るこの基地を、アリスの戦闘服を着た数百体のクローン軍団が一斉に襲撃します。

このシーンが本作の見どころの一つで、3作目のラストで覚醒したクローンアリスたちが、ここで存分に活躍します。スローモーション、ワイヤーアクション、銃撃戦、すべてが3D演出のために計算された美しい映像。「クローン軍団使いどころよすぎる!」とテンションが上がりました。

ところがウェスカーは一人で軍用機に乗り込み、要塞を爆破して逃亡。クローンアリスたちは全滅してしまいます。

オリジナルアリス、超能力を失う

逃げたウェスカーの軍用機にオリジナルのアリスが乗り込み、激しい戦闘が繰り広げられます。その最中、ウェスカーはアリスにT-ウイルスの抗血清を注射。これによりアリスはT-ウイルスの影響から解放されると同時に、超能力をすべて失います

3作目で超能力に完全覚醒したアリスが、本作では等身大の人間に戻る。これは賛否分かれるところですが、管理人は正解の選択だったと思っています。3作目までアリスが強くなりすぎていて、もう普通のドラマが成立しないレベルだったので、ここで一度リセットするのは必要でした。

軍用機は墜落し、ウェスカーは生死不明に。アリスは超能力を失った状態で、6か月前にクレアと約束していた**安息の地「アルカディア」**を探す旅に出ます。

アラスカ、そしてクレアとの再会

アリスはアラスカに到着しますが、そこにあるはずの安息の地アルカディアの痕跡はありません。代わりにいたのは、金属の装置を胸に取り付けられて記憶喪失になったクレア・レッドフィールドでした。

クレアとの戦闘の末、アリスは装置を引き剥がし、クレアは自分を取り戻し始めます。しかしクレアの記憶はまだ完全には戻らない。「アルカディア」とは何なのか、なぜ自分はここにいるのか、わからないまま。

ちなみにクレアが装着していたデバイス、最後のシーンで重要な意味を持つことになります。

ロサンゼルス:刑務所サバイバー編

舞台はロサンゼルスへ。アリスとクレアは荒廃した街で刑務所に立てこもる生存者たちを発見します。ルーサー、エンジェル、クリスタル、キム、ベネット、ウェンデルなど数名のサバイバーたち。彼らはアリスたちを「アルカディアからの救助隊」だと勘違いしていました。

そして彼らから「アルカディアはアラスカの地名ではなく、だ」という衝撃の事実が明かされます。生存者たちは無線で「アルカディアという船が生存者を救助している」というメッセージを聞いていて、それを目指していたのです。

この刑務所からの脱出劇が本作の中盤の核で、雰囲気がかなり1作目のハイブに近いです。閉鎖空間、限られた人数、外には大量のアンデッド、そして頼れるはずの仲間が次々と倒れていく緊張感。シリーズのアクション路線とホラー路線の中間を行く構成で、管理人はこの中盤がとても好きです。

クリス・レッドフィールド登場とクレアとの再会

刑務所の檻には一人の男が監禁されていました。彼はクリス・レッドフィールド——クレアの実の兄です。バイオハザード発生時に刑務所の警備員として配備されていたものの、気を失っていたところを囚人と勘違いされて拘束されていた、と説明します。

ルーサーは彼を信用せず解放に反対しますが、アリスは彼に賭けます。クリスとクレアは感動の再会を果たすはずでしたが、クレアは記憶障害のため兄を覚えていない。「お兄ちゃんなんだよ、思い出してくれ」と必死に語りかけるクリスのシーン、これは結構グッと来ます。

処刑マジニ「アックスマン」登場

本作で登場する新クリーチャーが、**処刑マジニ(通称アックスマン)**です。布袋を頭に被った巨大な処刑人で、巨大な斧を振り回す。ゲーム『バイオハザード5』に登場する敵で、原作ファンとしては「やっと出てきた!」と嬉しくなるキャラクター。

シャワー室で全員が水を浴びている真っ只中にこのアックスマンが乱入してくるシーンは、本作屈指の名場面です。狭い空間で巨大な斧を振り回す処刑人と、武器も装備も持っていない仲間たち。緊張感の作り方がとてつもなく上手い。

最終的にアリスたちは協力してアックスマンを倒しますが、戦いの中でいくつかの命が失われます。クリスタル、ウェンデル、エンジェル、キム——次々と仲間が散っていく。バイオハザードシリーズの「仲間が容赦なく死ぬ」伝統は本作でも健在です。

ベネットの裏切り

物語の中盤、信頼していたはずのベネットが裏切ります

ベネットはTVプロデューサーで、序盤から「自分こそが救助されるべき重要人物」と振る舞っていました。アリスたちが脱出のために修理した飛行機を独り占めして、一人で逃走してしまう。仲間を見殺しにする最低の行動です。

このベネット役のキム・コーツの「人の良さそうな顔と内なる卑劣さ」のギャップが見事で、シリーズで一番憎たらしい人間キャラクターだと思います。

ラスト:アルカディア号とジルの登場

なんとか脱出したアリス、クレア、クリス、K-マートは、太平洋に浮かぶ巨大な貨物船アルカディア号にたどり着きます。

ここで衝撃の事実が明かされます。アルカディアは安息の地ではなく、アンブレラ社の罠だった。船内では生存者がコンテナに収容され、人体実験の素材にされていたのです。前作で死んだはずのウェスカーまでもが船内に潜んでいて、アリスを捕獲しようとします。

ウェスカーとの最終決戦の末、アリスは彼の腕を切り落とし、爆発で吹き飛ばす(が、彼は最後の力で逃げる)。アリスたちは船内の生存者数千人を解放し、文字通り**「安息の地」**を作り上げます。

エピローグの大反転:ジル・バレンタイン参戦

そして本作のラスト、観客全員が「は?」となる場面が来ます。

アルカディア号の上空に、突然多数のアンブレラ社の戦闘機が出現。なんとアンブレラはまだ大規模な戦力を保持していたのです。そしてその指揮官として降りてくるのが——ジル・バレンタイン

2作目以来登場していなかったジルが、しかもアンブレラ側の指揮官として戻ってきた。アリスの旧友だった彼女が、なぜ敵に?ジルの胸には、クレアが装着していたのと同じ洗脳デバイスが取り付けられていました。

このラストの引きは本当に上手いです。「ジル、洗脳されてたのかよ!」と叫びたくなるし、次作で必ずアリスとジルが戦うことになると確信させる。シリーズの伝統である「ラストで衝撃の引き」が完璧に決まっています。

管理人の感想レビュー

個人的バイアスの開示

管理人はゲームのバイオハザードシリーズは全部プレイ済みですが、シリーズで1作目のホラー路線が一番好きですが、ジル・バレンタインへの思い入れが強いので、本作のラストにはかなりテンションが上がりました。3D上映が当時話題になりましたが、管理人は普通に2Dで観ましたね。あれ、酔うんですよ。作品を純粋に楽しめないです。未だに3Dの映画とかは観ませんね、何が良いのかがわからないです。

総合評価

項目評価ひとこと
ストーリー★★★★☆刑務所サバイバルの構造が1作目に近くて良い
演技★★★★☆ウェントワース・ミラーのクリス、想像以上にハマっていた
演出・映像★★★★★3D演出と渋谷シーンが圧巻。シリーズ屈指のビジュアル
音楽★★★★☆トムアンドアンディのスコアが世界観にマッチ
感情★★★★☆クレアとクリスの再会、ジル登場のラストで震えた
独創性★★★★☆渋谷から始まり太平洋で終わる、世界規模のスケール
総合★4.0 / 5.0シリーズの中で構成が一番きれい。3D前提の映像も見応え抜群

渋谷から始まる衝撃、これがすごいんですよ

本作で何が一番うれしいかって、日本の渋谷が映画の重要な舞台になっていることなんですよ。

ハリウッド映画で東京が出てくることは増えてきていますけど、これだけ重要なシーンを任されているケースは珍しい。しかも渋谷スクランブル交差点でアンデッドが発生する設定や、その地下にアンブレラ社の巨大要塞があるという発想がもう最高に楽しい。アンドウタダオの建築物を意識した地下要塞のデザインも凝っていて、映像作品としての完成度が高いです。

中島美嘉の起用も贅沢ですよね。彼女が出てくる時間は短いんですけど、冒頭の「歌姫が雨の渋谷で立ち尽くす」という絵面の強さがすごい。本作のオープニングは間違いなくシリーズで一番センスが良い。

ただ、日本の町の作りは甘い。なんだ、その傘は。そんな傘はない (笑)やっぱりハリウッドが作る日本の街並みってなんか中国っぽさみたいなのが入っちゃうんですよね。

超能力を失ったアリス、これは正解

3作目までアリスがどんどん強くなりすぎていて、「もうこれヒーロー映画じゃん」とツッコミが入っていました。それを本作でウェスカーに抗血清を打たれて超能力リセットという展開は、シリーズの方向修正として完璧でした。

これによってアリスは等身大の戦士に戻り、銃や剣を使うアクションシーンが復活。仲間との連携で戦うようになって、ドラマとしての厚みも戻ってきました。3作目でアリスが超能力で岩を吹き飛ばしていたのが、本作では普通に銃を撃って、刀でアンデッドを斬る。「これでこそアリスだよな」とほっとしました。

刑務所サバイバル編が1作目の雰囲気に近い

本作の中盤、ロサンゼルスの刑務所で繰り広げられるサバイバル劇は、シリーズの中で一番1作目のハイブに近い雰囲気を持っています。

閉鎖空間、限られた人数、外には大量のアンデッド、頼れる仲間が次々に倒れていく緊張感。1作目のホラー路線が好きだった管理人としては、ここの部分が一番テンションが上がりました。アックスマンとシャワー室で対峙するシーンの作り方は、純粋にホラー映画として完成度が高いです。

3作目のマッドマックス路線から本作の閉鎖空間サバイバルへの揺り戻しは、シリーズのバランス感覚として優れた判断だと思います。

クリスとクレアの兄妹再会、グッと来た

ウェントワース・ミラー演じるクリスと、アリ・ラーター演じるクレアの兄妹再会シーンは、本作の感情のピークの一つです。

クレアは記憶障害で兄を覚えていない。クリスは必死に「自分はお前の兄なんだ」と訴える。普通のドラマなら一瞬で記憶が戻る場面ですけど、本作ではすぐには記憶が戻らない。もどかしさを残したまま物語が進むのがリアルで、観ていて切なくなりました。

ウェントワース・ミラーのクリスはゲーム版とは少しイメージが違いますが、誠実な兄としての存在感は十分に出ています。プリズン・ブレイクのファンとしては彼が刑務所のシーンで活躍する姿に「ちゃんと脱出するんだろうな」と謎の安心感もありました(笑)。

ジル登場のラスト、ここで震えた

そして本作のラスト、洗脳デバイスをつけたジル・バレンタインの登場

2作目以来のジル登場というだけでも嬉しいのに、まさかのアンブレラ側の幹部として参戦。アリスの旧友が敵に回るという展開、シリーズもののお約束ではあるんですけど、これがちゃんと熱い。「次作でアリスとジルが戦うのか…!」と次作への期待が爆発するラストでした。

シエンナ・ギロリーの存在感は2作目から変わらず素晴らしくて、エンドクレジットの中の短いシーンだけでも完全に持っていく。シリーズで彼女が出てくる作品はやっぱり面白いんですよね。

ゲームファンが反応するポイント

ゲームをプレイしていた人がニヤリとできる要素を整理しておきます。

要素ゲーム原作との関係
クリス・レッドフィールドゲーム『1』『5』『6』の主人公
処刑マジニ(アックスマン)ゲーム『5』の人気敵キャラ
マジニ全般ゲーム『5』の感染者
ウェスカーシリーズ全体の最大の敵キャラ
ジル・バレンタインゲーム『1』『3』『5』のキャラ
渋谷の地下要塞アンブレラ社の本拠地という設定

本作はとくにゲーム『5』のオマージュ要素が強いです。マジニという感染者の呼び名、処刑マジニ、ウェスカーのアクションシーンなど、ゲーム『5』をプレイしていると「あ、これ知ってる!」となる場面が多い。ゲーム原作との橋渡しがシリーズで一番うまくいっている作品だと思います。

シリーズ前作との比較

シリーズの方向性の変化を整理しておきます。

比較項目3作目4作目(本作)
舞台砂漠化した地球渋谷→アラスカ→ロサンゼルス→太平洋
ジャンルポストアポカリプスサバイバルアクション+ホラー回帰
アリスの強さ神レベル超能力を失い等身大に
監督ラッセル・マルケイポール・W・S・アンダーソン(1作目以来)
上映形式通常のみシリーズ初の3D/IMAX 3D
ゲーム要素クレア、ウェスカー登場クリス登場、ゲーム『5』オマージュ多数
ラストの引きクローンアリス軍団覚醒ジル・バレンタイン洗脳参戦

こんな人におすすめ

日本人のバイオハザードファンにはまず最初におすすめできます。渋谷のスクランブル交差点、中島美嘉、渋谷地下要塞という日本要素が満載で、日本人として観ていて単純に楽しい作品です。

1作目の閉鎖空間ホラーが好きだった方にも刺さります。中盤の刑務所サバイバル編が1作目の雰囲気に近く、シリーズで一番1作目の系譜を継いでいる作品です。

ゲーム『5』のファンにも刺さります。処刑マジニ、マジニ、クリスの登場など、ゲーム『5』からのオマージュが豊富。原作ファンへのサービス精神が一番濃い作品です。

逆に3作目のマッドマックス路線が好きだった方には少し物足りないかもしれません。本作はスケール感よりも、ホラーとサバイバルの緊張感を重視した作りになっています。

次作『V リトリビューション』への期待

本作のラスト、洗脳ジルとアンブレラ軍団がアルカディア号に襲来したところで終わります。次作『V リトリビューション』はその直後から始まり、洗脳ジルとアリスの直接対決がメインの一つになります。

しかも次作にはゲーム『2』『4』『6』のキャラが大量に登場予定。レオン・S・ケネディ、エイダ・ウォン、バリー・バートンと、ゲームファン歓喜の布陣です。本作でゲーム要素にハマった方は、間を空けずに次作に進むのがおすすめです。

まとめ|日本人ファンには間違いなく刺さるシリーズ屈指の傑作

『バイオハザードIV アフターライフ』は、シリーズの中でも構成が一番きれいに整っている作品だと管理人は思います。

渋谷からの衝撃のオープニング、アリスのクローン軍団とウェスカーの戦闘、超能力を失って等身大に戻るアリス、刑務所サバイバル編、処刑マジニとの死闘、クリスとクレアの兄妹再会、太平洋に浮かぶアルカディア号、そして洗脳ジルの参戦——。シリーズの集大成と次作への橋渡しが完璧に同居している構造で、観終わった後の満足感がしっかりあります。

ポール・W・S・アンダーソン監督が1作目以来戻ってきた効果も大きくて、シリーズ全体の流れを意識した構成、ゲーム原作へのリスペクト、3D演出への計算など、随所に「監督が好きで作っている」感が滲んでいます。

日本人として観るなら、本作は間違いなくシリーズの中で一番楽しめる作品です。渋谷スクランブル交差点、中島美嘉、アンブレラ社の渋谷地下要塞——日本ファンへの愛を感じられる演出が満載。シリーズを観るなら絶対に外せない一作です。

未鑑賞の方は、ぜひ1作目→2作目→3作目の流れで本作も観てみてください。3D上映の機会があれば、ぜひ映画館で。

とまあ、映画『バイオハザードIV アフターライフ』の感想はこんな感じで。では、また。

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