映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』徹底解説|キャスト・過去作との繋がり・見どころまとめ【2026年12月公開】

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どうも、まったり管理人です。

2026年最大の映画といえばやっぱりこれでしょう。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』が12月18日に日米同時公開されます。

エンドゲームから7年。アイアンマンを演じてきたロバート・ダウニー・Jr.が、今度は悪役のドクター・ドゥームとして電撃復帰という、誰も予想しなかった展開で話題をさらっています。しかもキャストが総勢30名超え、X-MENの面々まで参戦と来たら、これはもう観るしかありません。

MCUをずっと追いかけてきた人も、最近離れてた人も、この記事で2026年冬に向けて予習しておきましょう。


基本情報

  • 正式タイトル:アベンジャーズ/ドゥームズデイ(原題:Avengers: Doomsday)
  • 公開日:2026年12月18日(金)日米同時公開
  • 監督:アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ(ルッソ兄弟)
  • 脚本:マイケル・ウォルドロン、スティーブン・マクフィーリー
  • 音楽:アラン・シルヴェストリ
  • 製作:マーベル・スタジオ
  • 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
  • 撮影:2025年4月〜9月、イギリス・パインウッドスタジオ+バーレーンロケ
  • 作業タイトル:Apple Pie 1
  • MCU上の位置づけ:フェーズ6、MCU通算38作目
  • シリーズ位置づけ:アベンジャーズ映画5作目、エンドゲームの続編
  • 続編:『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』(2027年12月17日公開予定)

ルッソ兄弟が「たくさんのキャラクター、あらゆるストーリーが混ざり合う、この10年で最も壮大な2部作になる」と語っているように、ドゥームズデイとシークレット・ウォーズで前後編を構成する超大型企画です。


「カン・ダイナスティ」から「ドゥームズデイ」へ——企画変更の経緯

この映画、実は最初は『アベンジャーズ:ザ・カン・ダイナスティ』というタイトルでした。ヴィランはカン・ザ・コンカラー(征服者カン)が予定されていて、ジョナサン・メジャーズが演じていました。

しかし2023年3月にメジャーズが暴行容疑で逮捕・起訴されたことで状況が一変します。マーベルはカンのストーリーラインから方向転換を検討し始め、最終的にメジャーズを解雇しました。

そして2024年7月のサンディエゴ・コミコンで衝撃の発表がありました。ルッソ兄弟が監督として復帰し、新たなヴィランとしてドクター・ドゥームが据えられ、そしてそのドゥームを演じるのがロバート・ダウニー・Jr.だと明かされたのです。

アイアンマン/トニー・スタークとしてMCUの顔だった俳優が、同じMCUで今度は最大の悪役を演じる——この前代未聞の展開に世界中のファンが騒然としました。


ドクター・ドゥームとは何者か

ドクター・ドゥームことヴィクター・フォン・ドゥームは、マーベル・コミックスにおいて最も人気のあるヴィランの一人です。

コミックでは東ヨーロッパの架空の国「ラトベリア」の独裁者であり、科学と魔術の両方を極めた天才。世界征服を企むのですが、その動機が「自分が世界を支配することこそが世界を救う唯一の道だ」という壮大な信念に基づいている点が他のヴィランと一線を画します。圧倒的な自尊心(プライド)と、その裏にある孤独と悲しみのドラマが、ファンを惹きつけてきました。

過去のX-MEN映画シリーズや旧『ファンタスティック・フォー』シリーズでは別の俳優が演じていましたが、MCU本流でドゥームが本格的に描かれるのは今回が初めてです。2025年公開の『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』のポストクレジットシーンでドゥームの存在が示唆され、そこからドゥームズデイへの橋渡しがされています。

ロバート・ダウニー・Jr.がドゥームを演じる意味については、ファンの間でも議論が続いています。「トニー・スタークの別次元の変異体がドゥームになった」というマルチバース的な解釈が有力ですが、公式には詳細が明かされていません。


確定キャスト一覧と過去作との繋がり

本作のキャストは5つの勢力に分かれています。ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ社長)がCinemaCon 2025で「ドクター・ドゥームに挑む5大勢力が登場する」と明言しました。

勢力①:アベンジャーズ

  • クリス・ヘムズワース(ソー):初代アベンジャーズ唯一の現役メンバー。『ソー:ラブ&サンダー』以降は養女ラブと宇宙を旅している設定です。ティーザーでは亡き父オーディンに祈りを捧げるシーンが映し出されました。
  • アンソニー・マッキー(サム・ウィルソン/キャプテン・アメリカ3代目):『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でキャプテン・アメリカを正式に襲名。アベンジャーズ再結成のリーダーです。
  • シム・リウ(シャン・チー):『シャン・チー/テン・リングスの伝説』からアベンジャーズ初参戦。テン・リングスの使い手として今後の展開にも注目です。
  • ポール・ラッド(スコット・ラング/アントマン):『アントマン&ワスプ:クアントマニア』以来の登場。
  • ダニー・ラミレス(ホアキン・トレス/ファルコン2代目):サムからファルコンを継承した新世代ヒーロー。

勢力②:ニュー・アベンジャーズ(元サンダーボルツ)

2025年公開の『サンダーボルツ*』から合流するメンバーです。

  • セバスチャン・スタン(バッキー・バーンズ/ホワイト・ウルフ):ニュー・アベンジャーズのリーダー。
  • フローレンス・ピュー(エレーナ・ベロワ):ナターシャの”妹”で一流暗殺者。
  • デヴィッド・ハーバー(レッド・ガーディアン)
  • ワイアット・ラッセル(USエージェント)
  • ハナ・ジョン=カーメン(ゴースト)
  • ルイス・プルマン(ボブ/セントリー)

勢力③:ワカンダ

  • レティーシャ・ライト(シュリ/ブラックパンサー):兄ティ・チャラの意志を継いだワカンダの守護者。
  • ウィンストン・デューク(エムバク):現在のワカンダ王。
  • テノッチ・ウエルタ・メヒア(ネイモア):海底王国タロカンの王。劇中で「自分はミュータント」と発言しており、X-MENとの関わりが注目されます。
  • マベル・カデナ(ナモリータ)
  • アレックス・リヴィナリ(アトゥマ)

勢力④:ファンタスティック・フォー

2025年公開の『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』から参戦する新チームです。

  • ペドロ・パスカル(リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック)
  • ヴァネッサ・カービー(スー・ストーム/インビジブル・ウーマン)
  • ジョセフ・クイン(ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ)
  • エボン・モス=バクラック(ベン・グリム/ザ・シング)

ペドロ・パスカルのMCU参戦は大きな注目ポイントです。「マンダロリアン」「ラスト・オブ・アス」で圧倒的な人気を誇る俳優がマーベルの天才科学者を演じます。

勢力⑤:X-MEN(旧20世紀フォックス版キャスト)

ここが本作最大のサプライズです。ディズニーが20世紀フォックスを買収したことで実現した、旧X-MEN映画シリーズのキャストがMCU本流に合流します。

  • パトリック・スチュワート(プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア)
  • イアン・マッケラン(マグニートー/エリック・レーンシャー)
  • ジェームズ・マースデン(サイクロップス)
  • アラン・カミング(ナイトクロウラー)
  • レベッカ・ローミン(ミスティーク)
  • チャニング・テイタム(ガンビット):『デッドプール&ウルヴァリン』で話題をさらったキャラクターが正式参戦。
  • ケルシー・グラマー(ビースト)

パトリック・スチュワートとイアン・マッケランの復帰は特に大きいです。X-MEN映画の魂ともいえる二人がMCUに立つ——これだけで涙腺が危ないファンは多いはずです。

そのほかの注目キャスト

  • トム・ヒドルストン(ロキ):ドラマ「ロキ」シーズン2で”物語の神”になった2012年のロキが、ソーとの再会を果たすのか。
  • クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ初代):エンドゲームで過去に戻ったスティーブが、ペギーとの間に子供をもうけた状態で復帰。ティーザーでは新生児を抱くスティーブの姿が映し出されました。

CinemaCon 2026で公開されたトレーラーの内容

2026年4月のCinemaCon 2026でフルトレーラーが世界初公開されました。ステージにはケヴィン・ファイギ、ロバート・ダウニー・Jr.、ルッソ兄弟、そしてクリス・エヴァンスがサプライズ登場しました。

トレーラーの内容は以下のような場面が確認されています。

倒れたXマンションの看板から始まる不穏なオープニング。プロフェッサーXが「インカージョン(宇宙の衝突)」を目撃するシーン。シャン・チーとガンビットが戦うXマンション内のアクション。ファンタスティック・フォーがニュー・アベンジャーズと初めて出会うシーン。ソーとドクター・ドゥームの直接対決。そしてスティーブ・ロジャースの姿で締めくくり——という、とんでもない内容です。

ナレーションはダウニー・Jr.(ドゥーム)とヘムズワース(ソー)の二人が担当。

ファイギは「ドゥームズデイはエンドゲームの続きから始まる」と説明し、アベンジャーズとX-MENを引き合わせるマルチバース展開が本格的に動き出すことを印象づけました。

ティーザーは2025年末から合計4本が劇場で公開され、合計再生回数は10億回を突破しています。


MCUフェーズ4〜6の流れとドゥームズデイへのロードマップ

MCUを最近追えていないという方のために、エンドゲーム以降の流れを整理します。

フェーズ4〜5(2021〜2025年):拡張と再編

エンドゲームでトニー・スターク(アイアンマン)とナターシャ(ブラック・ウィドウ)が犠牲になり、スティーブ(キャプテン・アメリカ)が引退。アベンジャーズは解散状態になりました。

フェーズ4ではシャン・チーやムーンナイト、ミズ・マーベルなど新ヒーローが次々登場。ドラマ「ロキ」でマルチバースの概念が導入されました。フェーズ5では『デッドプール&ウルヴァリン』がMCU初のR指定作品として大ヒットし、旧X-MEN映画のキャストがMCU本流に関わる道筋がつけられました。『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でサムが新キャプテン・アメリカとして本格始動、『サンダーボルツ*』でバッキーらが「ニュー・アベンジャーズ」として再出発する流れが描かれています。

フェーズ6(2025〜2027年):クライマックスへ

2025年7月公開の『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』がフェーズ6の幕開けとなります。ファンタスティック・フォーはMCUとは別の宇宙出身という設定で、マルチバースの衝突をきっかけにMCU世界に合流するという流れになります。

そしてドゥームズデイでアベンジャーズ・ニュー・アベンジャーズ・ワカンダ・ファンタスティック・フォー・X-MENの5大勢力が結集し、ドクター・ドゥームに立ち向かうという一大クライマックスを迎えます。


制作体制の強さ

MCUのフェーズ4〜5はファンの評価が分かれた時期でしたが、ドゥームズデイの制作体制はマーベルが本気で巻き返しにかかっていることを示しています。

監督のルッソ兄弟は『ウィンター・ソルジャー』『シビル・ウォー』『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』というMCU最高評価の4作品を担当したコンビ。脚本のマクフィーリーはインフィニティ・ウォー&エンドゲームの脚本家、ウォルドロンはドラマ「ロキ」のメイン脚本家。音楽のシルヴェストリは「アベンジャーズのテーマ」を生み出した作曲家で、ドゥームズデイとシークレット・ウォーズの両方を担当確定。あのテーマが鳴った瞬間に鳥肌が立つ人は多いはずです。


プチ情報・トリビア

知っておくと本作がもっと楽しめるプチ情報をまとめます。

ロバート・ダウニー・Jr.の「二度目の旅」

ダウニー・Jr.はトニー・スターク/アイアンマンとしてMCU全体を11年間けん引し、エンドゲームで「映画史に残る完璧な別れ」を演じました。あの死を見届けたファンにとって、同じ俳優が今度は敵として戻ってくるというのは感情的に複雑です。

しかし逆に言えば、MCUの顔を知り尽くした俳優がその威厳と演技力でヴィランを演じることで、過去のどのヴィランよりも「手強い」存在が生まれる可能性があります。観客は無意識にトニー・スタークの面影を重ねてしまうわけで、その感情のねじれが映画的に強烈な効果を生むかもしれません。

スティーブ・ロジャースの復帰と「父親としてのヒーロー」

ティーザーでは、エンドゲームで過去に戻ったスティーブが、ペギー・カーターとの間に子供をもうけている姿が確認されました。戦士としてではなく「父親として」戻ってくるスティーブの姿は、ソーが娘ラブのために戦うという設定とも重なります。

「父性」がドゥームズデイの隠れたテーマになっているのではないかという見方も出ています。

スケジュール優先でオデュッセイアを辞退

ダウニー・Jr.はノーラン監督の『オデュッセイア』のポセイドン役をオファーされましたが、ドゥームズデイの撮影スケジュールとの重複により断念しています。MCUを選んだという事実が、この作品への覚悟を示しています。

マーベル史上最大の発表方法

2025年3月のキャスト発表は、ディレクターズチェアの背もたれに書かれた名前をゆっくり1脚ずつ映し出す「5時間30分のライブストリーム」で行われ、マーベル史上最多視聴(2億7,500万回)を記録しました。最後の椅子はダウニー・Jr.のもので、彼だけが実際に映像に登場するという粋な演出でした。


「まだ発表されていない」キャストたち

発表済みの27名に含まれていない主要キャストも注目されています。

ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ)、トム・ホランド(スパイダーマン)、ライアン・レイノルズ(デッドプール)、ヒュー・ジャックマン(ウルヴァリン)、マーク・ラファロ(ハルク)といった超大物が名前にありません。

ただしこれが「出ない」を意味するとは限りません。エンドゲームでもサプライズ登場は多数ありました。ファイギ自身が「27名以外にも主要キャストがいる」と示唆しており、続編のシークレット・ウォーズ用に温存されている可能性も十分あります。

特にトム・ホランドは2026年7月公開の『スパイダーマン:ブランニューデイ』でMCUに復帰するため、ドゥームズデイにも登場する可能性は非常に高いとみられています。


ドゥームズデイを観る前に押さえておきたい過去作品

30作品以上あるMCU作品すべてを復習するのは現実的ではないので、ドゥームズデイに直結する作品を優先順位で整理します。

最優先は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)。ファイギが「エンドゲームの続きから始まる」と言っているので直接的な前日譚です。次に『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』と『サンダーボルツ*』(ともに2025年)。アベンジャーズ再結成とニュー・アベンジャーズ結成の流れがわかります。『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』(2025年7月)にはドゥームの前振りが含まれています。余裕があればドラマ「ロキ」シーズン2(最終話)も押さえておくとマルチバースの構造が理解できます。


まとめ:エンドゲームの興奮は超えられるのか

正直なところ、エンドゲームの感動を超えるのはほぼ不可能です。あれは10年間の積み重ねが一点に集約された奇跡的な作品でした。

ただし、ドゥームズデイには別の武器があります。アベンジャーズとX-MENの合流、トニー・スタークの俳優がヴィランとして立ちはだかる心理的な衝撃、スティーブ・ロジャースの復帰、そしてファンタスティック・フォーの参戦。これだけの材料が揃えば「エンドゲームとは違う形の感動」が生まれる可能性は十分にあります。

ルッソ兄弟はインフィニティ・ウォーで絶望を描き、エンドゲームで希望を描きました。ドゥームズデイとシークレット・ウォーズで、彼らが次にどんな物語を紡ぐのか。2026年12月18日が今から待ち遠しいです。


とまあ、アベンジャーズ ドゥームズデイはこんな感じで。MCUを長く追ってきた人にとっては「やっとここまで来た」という感慨があると思いますし、最近離れていた人にとっても再乗車の絶好のタイミングです。公開前にもう一記事くらい書くかもしれないので、続報が出たらまた。では、また。

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