映画『SAKAMOTO DAYS』完全ガイド|キャスト・あらすじ・原作情報から見どころまで徹底解説【2026年4月29日公開】

解説

どうも、まったり管理人です。

2026年のゴールデンウィーク、映画館に行く予定はもう決まっていますか?

毎年GWは話題作がぶつかり合う激戦区なんですが、今年もやっぱりそうで。でも、そのなかでも個人的にかなり楽しみにしている一本があります。それが映画『SAKAMOTO DAYS』(サカモトデイズ)です。

原作漫画は全世界累計発行部数1500万部を超える大ヒット作。2025年にはNetflixを含む各プラットフォームでアニメも配信されて、一気に世界規模の人気作になりました。そこにSnow Manの目黒蓮が主演で実写映画化というんだから、注目度は当然すごいことになっています。

この記事では、SAKAMOTO DAYSをまだ知らない方にも、原作・アニメからのファンの方にも役立てるよう、作品の基礎知識から映画のキャスト・スタッフ・見どころまでを一気にまとめてお届けします。長めの記事になりますが、ぜひ最後まで読んでいってください。


SAKAMOTO DAYSとはどんな作品?まず原作を知っておこう

映画を楽しむ上で、原作の雰囲気を知っておくのは大事です。まずは作品の基本的なところから。

SAKAMOTO DAYSは、鈴木祐斗による漫画で、集英社の『週刊少年ジャンプ』にて2020年11月から連載が続いている作品です。2026年3月時点で既刊26巻、2026年5月には27巻の発売も予定されています。

全世界累計発行部数は2025年8月の時点で1500万部を突破。国内だけでなく海外でも広く読まれており、英語版はViz MediaおよびManga Plusで配信されています。映画主演の目黒蓮も「海外に行くとSAKAMOTO〜!と声をかけられることも多々あります」と語っていて、海外での認知度の高さが伝わってきます。

ジャンルはバトルアクション×コメディ。ヒリヒリとした本格的な戦闘シーンと、じんわり笑えるほのぼのした日常パートが絶妙に混在しているのが、この作品の最大の魅力です。バトル漫画なのに「家族の日常描写がいい」「笑えるのに泣ける」という感想がよく出てくるのは、この独特なバランス感覚のためでしょう。

受賞歴もあって、「次にくるマンガ大賞2021」ではコミックス部門9位・U-NEXT特別賞を受賞。「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」では6位に選ばれています。書店員さんたちからの評価が高い、というのはなかなか信頼できる指標です。

なお、スピンオフ漫画『SAKAMOTO HOLIDAYS』も「最強ジャンプ」で連載中(大川哲・作画)。坂本が商店街の町おこしに奔走するコメディ路線の作品で、本編とはがらっと違うゆるい空気感が楽しめます。本編を読み終えた後の口直しにちょうどいいです。


原作者・鈴木祐斗はどんな人?その異色すぎる経歴

あまり表に出てくるタイプではないんですが、鈴木祐斗という漫画家、経歴がなかなか面白いです。

1993年7月6日生まれ、愛知県名古屋市出身。東京藝術大学の日本画科を卒業した後、アーティストスタジオで映像作品の絵コンテなどを描く仕事をしていたという経歴を持っています。藝大の日本画科を出て殺し屋漫画を描く——この振れ幅がすでにSAKAMOTO DAYSっぽいというか、作者の人柄が滲み出ているようで面白い。

漫画家になった理由として「純粋に漫画が好きだったから」「一生働き続けるのが嫌だった」という、なんとも正直な動機を語っています。でも、だからこそ描きたいものをしっかり持っている作家なんだと思うんですよね。

2019年に「少年ジャンプ+」でデビュー作「骸区」を発表。その後2020年から週刊少年ジャンプでSAKAMOTO DAYSの連載を開始。SAKAMOTO DAYSが初の週刊連載になります。

キャラクターのアイデアについても面白い話があって、主人公・坂本太郎のキャラクター像は「『SLAM DUNK』の安西先生がもしも殺し屋だったら」というアイデアからスタートしたそうです。言われてみると、あの堂々たる存在感と包容力——なんか納得しますよね。

尊敬する漫画家として井上雄彦の名前を挙げており、バガボンドを中学時代に「書店で表紙がめちゃくちゃかっこいい漫画がある」と目に留め、バスケ部の先輩から21巻を借りて読んで「なんだこのかっこいい漫画は!?」と衝撃を受けたというエピソードも残っています。SAKAMOTO DAYSのアクションシーンが映画的な構図でとにかくかっこいいのは、こういうルーツが影響しているんでしょう。


ストーリーのあらすじ【ネタバレなし】

改めて、物語の流れを整理しておきます。

かつて裏社会のすべての悪党から恐れられ、あらゆる殺し屋の憧れだった男・坂本太郎。彼はある日、コンビニで働く葵という女性に一目惚れして、あっさりと殺し屋を引退します。

その後は葵と結婚し、娘・花も生まれ、のどかな街で個人商店「坂本商店」を営む日常を手に入れます。かつての最強の殺し屋は、いつしか推定体重140キロのふくよかなお父さんへと変貌していました。傍から見れば、ただの商店街のほのぼのしたオジサンです。

家族と過ごす穏やかな毎日——そこに突然、坂本の首に10億円の懸賞金が掛けられるというニュースが飛び込んできます。世界中の殺し屋が坂本を狙って次々と押し寄せてくる。愛する家族と平和な日常を守るため、元・最強の殺し屋がふたたび戦いへと身を投じていく。

この作品の大きな特徴のひとつが「殺さずに倒す」という坂本のスタイルです。圧倒的な強さを持ちながら命を奪わないことへのこだわりが、単なるバトル漫画とは一線を画す深みを生んでいます。相棒のシンがテレパシーで敵の動きを先読みし、坂本が殺さずに制圧する——このバディコンビの連携が、読んでいてすごく気持ちいいんですよね。

コメディ面でいうと、推定140キロの体型でキレキレのアクションをこなす坂本の姿そのものがすでにおかしいし、坂本商店でのほのぼのした日常シーンとの落差もジワジワ笑えます。でも笑えるだけじゃなくて、家族を守るための坂本の覚悟や、シンの成長が絡んでくるあたりからぐっと熱くなってくる。そのあたりは実際に読んで(観て)体験してほしいです。


主要登場キャラクター紹介

映画を楽しむために、主要なキャラクターを頭に入れておきましょう。

坂本太郎(主人公)

元・最強の殺し屋にして、現在は坂本商店を営むお父さん。引退後は推定140キロのふくよかな体型になっていますが、本気モードになると急激にカロリーが消費されて鍛え抜かれたスマートな姿へ変貌します。

この「ふくよかな坂本」と「スマートな坂本」の二面性が、キャラクターの最大の面白みです。ふくよかな状態でも動きは超人的で、誰も本物の戦闘力に気づいていない——そのギャップがコメディとしても機能していて、シリアスな場面でも機能しています。

家族をこよなく愛するお父さんでもあり、娘・花への溺愛っぷりは本編の随所に描かれています。映画では目黒蓮が演じます。

朝倉シン

坂本の元部下で、他人の思考を読めるエスパー能力者。卓越した戦闘センスも持ち合わせています。

もともとは組織の命令で坂本を暗殺するために近づいた人物ですが、坂本ファミリーの温かさに触れて心を動かされ、自らも殺し屋を引退。今では坂本商店で一緒に働き、坂本の戦いに欠かせない相棒として活躍します。

ランドセルを背負ったビジュアルが印象的なキャラクターで、見た目と戦闘力のギャップもこのキャラの魅力のひとつです。映画では高橋文哉が演じます。

坂本葵

坂本の妻。元コンビニ店員で、あの最強の殺し屋をあっさり引退させてしまったある意味最強の存在です。裏社会の事情をあまり詳しく知らないまま坂本と結婚していて、その天然なキャラクターが本編のコメディ部分を支えています。映画では上戸彩が演じます。

陸少糖(ルー)

太極拳の使い手で坂本商店のスタッフ。シンと同じく坂本の仲間として行動します。中国系のキャラクターで、穏やかに見えて戦闘力は本物。映画では横田真悠が演じます。

眞霜平助(ましもへいすけ)

凄腕スナイパーで坂本商店の仲間。遠距離から精密射撃をこなすキャラクターで、映画では戸塚純貴が演じます。完成披露試写会では「アクションを遠くから見ていることが多かった。(銃の)スコープでみんなの表情をのぞいていました」とユーモラスなコメントを残しています。

ORDER(南雲・神々廻・大佛)

殺し屋界の最高戦力として組織される特務部隊「ORDER」のメンバーたちで、それぞれが圧倒的な戦闘力を持つ強敵です。映画では南雲を北村匠海、神々廻を八木勇征、大佛を生見愛瑠が演じます。

そのほか、鹿島役の塩野瑛久、シンの育ての親・朝倉役の津田健次郎、ボイルド役の小手伸也、加藤浩次、桜井日奈子、渡邊圭祐、安西慎太郎なども出演しており、脇を固める面々も相当豪華です。


原作コミックはどこで読める?入門ガイド

映画を観る前に原作の世界観に触れておきたい、という方のために読み方も整理しておきます。

原作コミックは集英社から「ジャンプコミックス」として発売中で、2026年3月時点で既刊26巻。書店やAmazonなどで購入できるほか、電子書籍でも読めます。電子版はゼブラック(集英社公式)や、コミックシーモア、ebookjapanなど主要サービスで配信されています。

1巻から読み始めると全体の流れが掴みやすいですが、26巻はさすがにすぐには読み切れないという方は、映画公開前に3〜5巻あたりまで読んでおくだけでもかなり世界観が掴めます。映画がどの範囲を描くかについては現時点では明言されていませんが、冒頭のキャラクター紹介と設定さえ頭に入っていれば、映画も十分楽しめるはずです。

「週刊少年ジャンプ」の本誌連載も続いており、デジタル版「週刊少年ジャンプ」や少年ジャンプ+アプリで最新話を追うことができます。

なお、公式ファンブック「殺し屋ファイル」(2025年2月発売)には登場キャラクターの詳細設定やインタビューなども収録されており、作品をより深く楽しみたい方にはこちらもおすすめです。


アニメ版はNetflixで観られる!映画の前に予習しておこう

映画を観る前に原作コミックを全部読むのはちょっとハードルが高い、という方はアニメから入るのもおすすめです。

アニメはTMS Entertainment制作で、監督は渡辺雅貴、シリーズ構成は岸本卓(BLUELOCK、ハイキュー!!)、キャラクターデザインは森山洋が担当しています。

2025年1月にTV Tokyo系でスタートし、同時にNetflixでも配信が始まりました。第1クールは2025年1月〜3月の11話構成で、その後2025年7月から第2クールがスタート。アニメシーズン2の制作も決定しています。つまり映画が気に入ってアニメを見始めても、続きがちゃんと控えている状態です。

日本国内だけでなく世界各地で視聴されたことで、SAKAMOTO DAYSの認知度が一気に広がったのはアニメの力が大きかったと思います。原作漫画の全世界累計1500万部という数字が出た2025年8月は、ちょうど第2クール放送中の時期。アニメと原作の人気が相乗効果で膨らんでいったのがよくわかります。

アニメの声優陣は、坂本太郎役に杉田智和、朝倉シン役に島崎信長、ルー役に佐倉綾音など実力派がずらり。アニメと映画では声優とキャストが丸ごと変わりますが、両方の坂本を楽しめるのも、ある意味この作品ならではの贅沢です。

アニメはNetflixで全話配信されているので、Netflixユーザーであればすぐにアクセスできます。1話あたり約23分なので、最初の数話を試しに観てみるというのも全然ありです。映画の直前までアニメで予習——というのがいちばん手軽な入り方かなと思います。


映画化の概要と基本情報

実写映画化の発表は2025年9月23日。主演・目黒蓮(Snow Man)、監督・福田雄一という組み合わせが発表されると、SNSは一気に盛り上がりました。

公開日は2026年4月29日(水・祝)。ゴールデンウィークの初日という、興行的にも最高のタイミングです。上映時間は128〜129分、レーティングはG(全年齢対象)なので、家族連れでも問題なく観に行けます。配給は東宝。制作プロダクションはCREDEUSで、キングダムシリーズやゴールデンカムイなど骨太の邦画を手がけてきたところです。

上映形式は通常スクリーンに加えてIMAXでも同時公開。さらにSCREENX(左右の壁面にも映像が広がる没入型形式)での上映も全国27劇場で実施されます。

映画公開に合わせて、映画ノベライズ『映画ノベライズ SAKAMOTO DAYS』も集英社オレンジ文庫から2026年4月22日に発売されています。映画より約1週間前の発売なので、読んでから劇場に入るという楽しみ方もできます。


映画キャスト詳細——目黒蓮を中心に読み解く

目黒蓮(坂本太郎役)

Snow Manのメンバーで、ドラマ「silent」「海のはじまり」など、近年多数の話題作に出演してきた実力派俳優です。

この映画への出演が決まった経緯について、目黒は「数年前に原作を読んだときに、『なんて面白くてかっこいいんだ、これが映画になったら誰が演じるんだろう、さすがに実写化は無理か』と、読者として楽しんでいました。その作品にまさか自分がオファーされるなんて思いもしなかった」と語っています。

もともとは一読者として楽しんでいた作品に、自分がキャスティングされる。しかも主人公役で。そのプレッシャーと喜びは相当なものだったと思います。にもかかわらず、「今まではどちらかというと重ための作品が多く、誰かのために挑むことが多かったが、今回は自分のために出演したいと思った」というコメントが、個人的にはとても印象的でした。

撮影後には「大変な場面も多かったけれど、つらいと感じたことは一度もありませんでしたね」「ここまでのアクションに挑戦したのは初めてで、誰にも負けないアクション俳優を目指したいとまで思いました(笑)」と振り返っており、この作品での経験が俳優としての自信につながったことが伝わってきます。

高橋文哉(朝倉シン役)

朝ドラ「あんぱん」などで話題を集める俳優で、「少年と犬」などの映画作品にも出演しています。目黒との初対面について「信頼関係が大事だと聞いて、雨の中で『よろしくお願いします』と握手をしたのが忘れられない」と語っています。

撮影の場では、特殊メイクで発声が制限されている「ふくよかな坂本」の日と、制限がない「スマートな坂本」の日とで目黒の様子が違い、「今日は話していい日だ!」と少し緊張していたというエピソードも披露しており、なんとも微笑ましい現場の空気が伝わってきます。

上戸彩(葵役)

坂本の妻・葵を演じます。「シャイロックの子供たち」など映画での実績も豊富な上戸彩が、あの最強の殺し屋をあっさり引退させてしまった女性をどう演じるか。コメディとしての葵の立ち位置は意外と重要で、そこにこの人選は納得感があります。

北村匠海・八木勇征・生見愛瑠(ORDER三人組)

殺し屋界最高戦力「ORDER」のメンバーで、それぞれ南雲・神々廻・大佛を演じます。強敵として坂本たちに立ちはだかる存在なので、アクションシーンでの見せ場が多くなるはずです。この三人が映画でどう暴れるかも、楽しみなポイントのひとつです。

塩野瑛久(鹿島役)

完成披露試写会のレポートによれば、約3時間半の特殊メイクを施すシーンがあったとのこと。「手にもツギハギがあって時間が掛かりました。後半に行くにつれて特殊メイクの範囲は減るんですが、武器が増えるので動きづらい中でのアクションでした」と語っており、なかなか大変な役どころのようです。

津田健次郎(朝倉役)

シンの育ての親として登場する朝倉を演じます。低くドスの効いた声が印象的な津田健次郎が、この役にどんな存在感をもたらすかも注目です。


目黒蓮の4時間特殊メイクと”全部自分でやる”アクションへのこだわり

この映画の製作エピソードの中で、多くの人が驚いたのが特殊メイクとアクションにまつわる話です。

まず特殊メイク。「ふくよかな坂本」を撮影する日は、毎日約4時間をかけて変身するプロセスが必要でした。現場スタッフも「こんなに分厚い特殊メイクは初めて」と言葉を失うほどの作業量で、目黒本人も「毎回睡魔と闘っていたけど、いつも1時間くらいで負けてしまって。スタッフさんが頭をガシッとつかんで動かないようにしてくださって、助けられていました」と苦笑いまじりに裏話を披露しています。

しかもこれを毎回やる。4時間のメイクが終わってから撮影して、また落として——それを撮影期間中ずっと繰り返すわけで、体力的にも精神的にも並大抵ではないはずです。

そして、もうひとつの話題がアクションへのこだわりです。福田監督によれば、危険なシーンにはスタントマンを用意していたにもかかわらず、「目黒くんの方が圧倒的にうまくて、結果的に目黒くんがやることになる」という事態が繰り返し起きたとのこと。「ほぼ全カットに近いくらい目黒くんがやっている。太っている状態でもキレッキレすぎる」と絶賛しています。

コンクリート上でのスライディングシーンも、本来スタント予定だったところを目黒本人が演じたことが明かされています。本人はその理由を「なるべく嘘をつきたくないというところ。あとは自分にとってもいい経験になるので」と、まっすぐな言葉で答えていました。

スタントに頼らないことへのこだわりを周囲も認識していたようで、共演の塩野瑛久も「本人だとわからないビジュアルでも、妥協を許さず、かたくなに『自分でやりたい』とおっしゃっていました」と証言しています。

アクション監修を担当したのは田渕景也。「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」「シン・仮面ライダー」「エヴァンゲリオン:3.0+1.0 Thrice Upon A Time」など、名だたる作品でアクションを作り上げてきたプロです。本格的なアクション初挑戦と言われる目黒が、その田渕監修のもとで仕上げてきたというのだから、映像として期待せずにはいられません。


監督・福田雄一とコメディ×アクションの方程式

福田雄一監督といえば、銀魂実写シリーズ、「今日から俺は!!劇場版」、「聖☆おにいさん」シリーズなど、コメディと熱量の高いエンタメを両立させることに長けた監督として知られています。

SAKAMOTO DAYSはバトルアクション×コメディという作品。まさに福田監督の得意地盤ど真ん中の題材で、だからこそこのキャスティングなのかと、発表を見たときに妙に納得した記憶があります。

目黒蓮のキャスティングに至った経緯が、インタビューを読んで面白かったです。福田監督がドラマ「海のはじまり」をたまたま観て目黒に衝撃を受け、「ずっと観ていたい!と思う役者さん」とXにポストしたことがきっかけ。その後SAKAMOTO DAYSのキャスティングを始めた際の条件が「痩せた坂本、太った坂本、両方をやってくれて、痩せたら死ぬほどカッコいい役者さん」だったといいます。

プロデューサーに「そんな人、いますかね?」と問われ、「はい。僕も全くアテがありません」と答えたというやり取りが残っていて、このエピソードだけでもう笑えます。そこに目黒蓮が浮上して「おいいいいい!!!」と叫んだという福田監督のリアクションには、リアルな興奮が滲み出ていました。

まあ、あの条件を満たせる役者が世の中にそう何人もいるわけがない。目黒蓮という選択肢が出てきたときの衝撃は、確かにそれくらいのものだったんでしょう。


主題歌はSnow Man「BANG!!」——映画のために書き下ろした一曲

主題歌はSnow Manによる新曲「BANG!!」です。映画のために書き下ろされた楽曲で、作詞はDaisuke Nakamura、作曲はTAKAROT・Shoma Yamamoto・Daisuke Nakamuraが担当しています。

目黒は「SAKAMOTO DAYSの世界観が散りばめられた爽快でかっこいい楽曲になっています!メロディも歌詞にもこだわりにこだわって、たくさんの方にエネルギーや勇気を与えられる楽曲だと思います」とコメントしています。

Snow Man側からも「世界中で人気の漫画であるSAKAMOTO DAYSの実写映画化でSnow Manが主題歌を担当させていただけることが本当に嬉しいです。SAKAMOTO DAYSとSnow Manが交わる世界がスタートする喜びと感動でいっぱいです」という言葉が出ており、グループとしても思い入れの強い楽曲になっているようです。

なお、MVではSnow Man9人全員がアクションを披露しているそうで、映画本編だけでなくそちらも要チェックです。主演の目黒が全力でアクションに取り組んだ映画の主題歌MVで、ほかのメンバーもアクションを見せてくる——この統一感は演出としてかなり好きです。


IMAX・SCREENX——せっかくなら最高の環境で観よう

映画は通常スクリーンに加えてIMAX同時公開が決定しています。アクションシーンの迫力を最大限に体感するなら、IMAXを選ぶのが正直おすすめです。坂本のキレッキレなアクションが大画面・大音響で映し出される体験は、自宅で観るのとはまるで別物になるはずです。

さらに、SCREENXでの上映も全国27劇場で実施されます。SCREENXは通常のスクリーンに加えて左右の壁面にも映像が広がる、没入型の上映形式です。SAKAMOTO DAYSのような縦横無尽に動き回るアクション作品との相性は抜群でしょう。自分の視界ぎりぎりまで映像が広がる感覚は、ハマる人はかなりハマります。

どの形式で観るかは近所のシネコンの対応状況次第ですが、事前にチェックしておいて損はないです。IMAXかSCREENX、どちらかを選べる環境なら、ぜひ積極的に使ってほしいと思います。


関連イベント情報——2026年夏は展示会も開催

映画公開とは別に、2026年7月17日より「SAKAMOTO DAYS展」が東京で開幕する予定です。「破壊と創造」をテーマにしたダイナミックな展示空間が設けられるとのことで、原作ファンにはたまらないイベントになりそうです。

チケットはデジタル版「週刊少年ジャンプ」定期購読者向けの先行抽選が2026年4月6日よりスタートしています。映画を観て原作に興味が出たタイミングで、展示会に足を運んでみるのもいい流れかもしれません。


こんな人におすすめ——映画『SAKAMOTO DAYS』はどんな層に刺さる?

せっかくなので、「自分が楽しめるかどうかわからない」という方向けにも整理しておきます。

まず、ジャンプのバトル漫画が好きな方には間違いなく刺さります。スタイリッシュなアクションと、読んでいてスカッとする爽快感。SAKAMOTO DAYSはその点では正統派のジャンプ作品です。でも、それだけじゃなくてコメディ成分も強めなので、シリアス一辺倒のバトル漫画が少し苦手という方でも入りやすいと思います。

「家族もの」が好きな方にもおすすめです。坂本が家族のために戦うという軸は、ストーリー全体の根幹にあります。アクションの派手さとは裏腹に、物語の中心にあるのは「家族を守る」という至ってシンプルな動機です。だからこそ感情移入しやすく、アクションシーンの熱さにも説得力が出てくる。

目黒蓮ファンの方はもちろんですが、「これまであまりアクション映画を観てこなかった」という方にも間口は広い作品だと思います。レーティングがG(全年齢対象)というのも大きくて、子どもと一緒に観に行ける映画でもあります。ゴールデンウィークに家族みんなで映画館へ、という選択肢としてもかなり優秀な一本です。

逆に、ハードなサスペンスや重厚なドラマを期待して行くと少し毛色が違うかもしれません。コメディ成分が入っているぶん、シリアスさは意図的に抑えられています。まあ、だからこそ万人に楽しんでもらいやすい作品にもなっているわけですが。


映画『SAKAMOTO DAYS』の見どころまとめ

長くなりましたが、改めて映画の見どころをざっとまとめておきます。

まず何といっても、目黒蓮の「2つの坂本」の演じ分けです。4時間の特殊メイクで作り上げる推定140キロのふくよかな坂本と、本気モード時のスマートな坂本——同じ役者がこれを一本の映画の中で行き来するというだけで、なかなかの挑戦です。しかもそのどちらの状態でもほぼ本人がアクションをこなしているというんだから、ビジュアル的にも体力的にも相当な労作です。

コメディと本格バトルの両立という点では、福田雄一監督と田渕景也アクション監修という組み合わせが本当に頼もしい。笑えるシーンは笑えて、戦闘シーンはちゃんとピリつく——その温度感をうまく保てるかどうかが実写化成功のカギで、その意味でもこのスタッフ陣への期待は高いです。

主題歌「BANG!!」(Snow Man)も含めて、エンタメとしてのまとまりが感じられる一本になりそうです。原作・アニメのファンはもちろん、これまでSAKAMOTO DAYSに接点がなかった方でも、GWのアクション映画として純粋に楽しめる仕上がりになっているはずです。

基本情報をまとめておきます。

  • 公開日:2026年4月29日(水・祝)
  • 上映時間:約128〜129分
  • レーティング:G(全年齢対象)
  • 配給:東宝
  • 上映形式:通常・IMAX・SCREENX(全国27劇場)
  • 主題歌:Snow Man「BANG!!」
  • 映画公式X:@skmtdays_movie

映画に向けてアニメを一気見するもよし、コミックを数巻だけ予習するもよし。どんな入り方でも楽しめる作品だと思うので、GWの映画の候補のひとつにぜひ加えてみてください。


とまあ、映画『SAKAMOTO DAYS』はこんな感じで。では、また。

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