【久々に観た】映画『ブレイド』シリーズ全3作を一気見した感想レビュー|ウェズリー・スナイプス最高

映画

どうも、まったり管理人です。

今回から「久々に観たシリーズ」をやっていこうと思います。このシリーズは、管理人が過去に観て面白かったからもう1回観たいということで始める企画です。だって何回も観たいんですもの。

というわけで、記念すべき第1回はウェズリー・スナイプス主演の映画「ブレイド」シリーズを取り上げます。

なんでブレイドを観たかというとですね…ここ1週間くらいずっとNetflixのオススメに出てくるんですよ。違う作品を観ても、しつこいくらいオススメの上位に表示されてきて、気になってまた観た次第です。結構前にシリーズを全部一気に観た記憶があるんですけど、「ああ、こんなのあったな」という思い出しも含めてレビューを書ければと思っています。

公開が1998年なんですね。今年2026年だから…28年前。ずいぶん前ですね。ちなみに管理人が初めて観たのは、多分テレビの再放送かなんかだったと思います。多分小学校高学年くらいだったので、公開からはかなり時間が経ってから観たことになります。

「ブレイド」は1・2・3の全3作品あります。ファンの中では3が一番微妙だという声が多いですが、まあ管理人も同意ですかね…。ちなみにブレイドは1・2・3で全部違う監督が手掛けていまして、管理人は2が一番好きです。2の監督はギレルモ・デル・トロ。「パシフィック・リム」や「シェイプ・オブ・ウォーター」で知られる巨匠ですね。

ちょっと話が脱線しました。では、各作品の感想レビューにいってみましょう。

映画『ブレイド』シリーズの世界観と設定

各作品のレビューに入る前に、シリーズ全体の世界観をざっくり説明しておきます。初めて観る方は参考にしてみてください。

シリーズを通して描かれるのは、人間社会の闇に溶け込んで生きているヴァンパイアが実在する世界です。彼らは人間と共存関係を保ってはいますが、その存在を知る人間はほとんどいません。

主人公のブレイド(ウェズリー・スナイプス)は、母親がヴァンパイアに噛まれた状態で出産したため、人間とヴァンパイアの混血として生まれました。そのためヴァンパイアの力、つまり超人的な身体能力・治癒力・長寿を持ちながら、日光の下でも歩けるという特異な体質の持ち主です。ヴァンパイアたちからは「デイ・ウォーカー」と呼ばれ恐れられています。ただし、ヴァンパイアの血を渇望する衝動(サースト)に常に苦しんでいて、それを抑える血清を定期的に打っているという設定です。

そしてブレイドの相棒として欠かせないのが、ウィスラー(クリス・クリストファーソン)。妻子をヴァンパイアに殺害された過去を持つ人間の老人で、ブレイドの武器を開発し、共にヴァンパイアと戦う頼もしいパートナーです。このウィスラーはシリーズ全作に登場するキャラクターなので、ぜひ注目してみてください。

では、各作品を見ていきましょう。

映画『ブレイド』(1作目)感想レビュー|管理人評価「A」

作品情報

項目内容
タイトルブレイド(原題:Blade)
公開年1998年(日本公開:1999年5月)
監督スティーヴン・ノリントン
脚本デヴィッド・S・ゴイヤー
上映時間121分
主要キャストウェズリー・スナイプス、スティーヴン・ドーフ、クリス・クリストファーソン、ウンブッシュ・ライト、ドナル・ローグ
配信Netflix/Amazon Prime Video/U-NEXT ほか

ウェズリー・スナイプスがとにかくかっこいい

えっとですね、まずはじめに言っておきます。

ブレイドシリーズを初めて観る方。この作品は、ウェズリー・スナイプスがただただかっこいい映画です。これに尽きます。

1作目はウェズリー・スナイプスの圧倒的な存在感が際立つ作品になっています。キャラ的にセリフが多いわけではないのですが、アクションがとにかくすごいです。今観ても全然色褪せていませんね。

特に印象的なのが冒頭のクラブでのアクションシーン。スプリンクラーから血のシャワーが降り注ぐヴァンパイアたちの巣窟に、黒いロングコート姿のブレイドが乗り込んでいくわけです。刀、銀の弾丸、ナイフ…あらゆる武器を駆使してヴァンパイアたちを次々と倒していく。この掴みが最高すぎます。

あと「サングラスキャッチ」するシーンがあるんですけど、管理人からするとフー!!です。ちょっと調べてみたら、ウェズリー・スナイプスは空手5段の腕前を持っているそうです。どおりでアクションのキレが凄まじいわけですよ。グッジョブ。

敵キャラがとにかく個性的

あまり内容に触れるとネタバレになるので控えますが、1作目は敵キャラがすごく良いんですよ。

まずパールというキャラクター。もうね、デブとかいう言葉では表現できないくらいの巨体なんですけど、ヴァンパイアの記録保管係として登場します。管理人的にこいつは作品の中で一番刺さるキャラでしたね。その図体でその声かよ、とツッコミたくなります(字幕で観たので吹き替えだとまた違うかもしれませんが)。

それからクインという敵側のヴァンパイア幹部。ドナル・ローグが演じているんですけど、結構面白いキャラでした。登場のときは強そうな雰囲気をバンバン出してくるのに、いざ戦いが始まると「ちょ、お前、弱いな」と笑ってしまう。でも何度やられてもしぶとく復活してくるので、ある意味ではシリーズの名脇役的な存在ですね。

敵のボス役として登場するフロスト(スティーヴン・ドーフ)はめっちゃイケメンです。純血のヴァンパイアではない若き野心家で、古代予言書の力を使って世界制覇を目論むという壮大な悪役。スナイプスとの最終決戦は必見ですよ。なんか他の作品に出ているのかなと思って調べてみたんですが、あんまりこれといった代表作はなかったです。もったいないなあ。

こう振り返ると、1は敵のキャラがすごく立っていて良いですよね。アクション映画って敵キャラが魅力的かどうかで面白さが全然変わってくると思うんですけど、その点で1作目は大正解だったんじゃないでしょうか。

掴みとしては上々です。ぜひ観てみてください。Netflixで配信されています。

映画『ブレイド2』感想レビュー|管理人評価「A」

作品情報

項目内容
タイトルブレイド2(原題:Blade II)
公開年2002年
監督ギレルモ・デル・トロ
脚本デヴィッド・S・ゴイヤー
上映時間118分
主要キャストウェズリー・スナイプス、クリス・クリストファーソン、ロン・パールマン、レオノア・バレラ、ルーク・ゴス、ドニー・イェン
配信Netflix/Amazon Prime Video/U-NEXT ほか

ホラー色が強いシリーズ最高傑作

2はシリーズの中で管理人が一番好きな作品です。そして、シリーズの中で一番ホラー色が強い作品でもあります。

なぜホラー色が強いかというと、やはり監督がギレルモ・デル・トロだからですね。デル・トロといえば「パシフィック・リム」のようなスケールの大きい作品も撮りますけど、本質はちょっと気持ち悪くてダークな世界観を描くのが得意な監督です。「パンズ・ラビリンス」とか「クリムゾン・ピーク」とかを観るとよくわかります。

2で登場する新たな敵がリーパーズ。ヴァンパイアの突然変異種みたいな存在なんですけど、これがもうキモい。顎がパカっと割れて、中から触手みたいなものが出てくるんですよ。正直、初めて観たときは「うわ」と声が出ました。

ちなみに余談ですが、海外ドラマに「ストレイン 沈黙のエクリプス」という作品がありまして、この作品に出てくるストリゴイというヴァンパイアみたいなやつがリーパーズとそっくりなんです。制作総指揮にデル・トロが関わっているので、なるほどなという感じ。興味がある方はそちらもぜひ観てみてください。デル・トロ色が全面に出ている作品です。

敵だったヴァンパイアとの共闘が熱い

2のストーリーで面白いのが、1作目では完全に敵だったヴァンパイアとブレイドが一時的に手を組むという展開です。リーパーズはヴァンパイアにとっても脅威なので、「敵の敵は味方」ということでブレイドに共闘を持ちかけてくるわけですね。

なんか少年ジャンプ感あるでしょ。かつての敵が味方になって一緒に戦う…これは燃えますよね。デル・トロは日本のアニメや特撮にも造詣が深いそうで、その影響もあるのかもしれません。

ヴァンパイアの精鋭部隊「ブラッドパック」のメンバーたちも個性的で、特にロン・パールマン演じるラインハートが良い味を出しています。ブレイドとの緊張関係がピリピリしていて、味方なのか敵なのかわからない不穏な空気感がたまらないです。

ドニー・イェンの出演にも注目

もう一つの見どころとして挙げたいのが、ドニー・イェンの出演です。ドニー・イェンといえば「イップ・マン」シリーズで知られる香港のスーパースターですが、実は2にちょっとだけ出演しているんですよ。

元々はアクション監督として参加する予定だったそうですが、急遽キャストの降板があってその代役として出演することになったという、ちょっと珍しいケースです。出番は少ないんですけど、アクションは流石の一言。格闘シーンのキレが他のキャストと明らかに違います。興味がある方はぜひ探してみてください(探すほど細かく観なくても一瞬でわかりますが)。

2はこんな感じですかね。デル・トロのホラー演出、少年漫画的な共闘展開、そしてアクションの進化と、1作目の良い部分を継承しつつ新しい方向に広げた傑作だと思います。

映画『ブレイド3』感想レビュー|管理人評価「B」

作品情報

項目内容
タイトルブレイド3(原題:Blade: Trinity)
公開年2004年
監督デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本デヴィッド・S・ゴイヤー
上映時間114分
主要キャストウェズリー・スナイプス、クリス・クリストファーソン、ジェシカ・ビール、ライアン・レイノルズ、ドミニク・パーセル、パットン・オズワルト
配信Netflix/Amazon Prime Video/U-NEXT ほか

始祖ヴァンパイアの設定がちょっと惜しい

3は正直なところ、1・2と比べると何か設定が曖昧な気がします。

何がモヤるかというと、唐突にヴァンパイアの始祖ドレイクをヴァンパイアたちが掘り起こすんですけど、「それは何だ、どこで仕入れてきたんだその情報を」と言いたくなるわけです。しかもこのドレイクさん、自分自身に明確な目的があるわけではなくて、現代のヴァンパイアに頼まれたから「わかった、わかった、子供たちよ」みたいなテンションで動いているだけなんですよね。

始祖のヴァンパイアという設定自体はワクワクするのに、その扱いが軽い。1のフロストや2のリーパーズと比べると、敵としての魅力がどうしても一段落ちてしまうのが惜しいです。

つまらないというわけではないんですよ。ただ、1と2が良すぎたがゆえに、「うーん」と思ってしまう部分が目立つという感じです。

豪華キャストが3の最大の魅力

じゃあ3の魅力は何かというと、キャストの豪華さだと思います。

まず、今やデッドプールで世界的に有名なライアン・レイノルズ。ハンニバル・キングという味方キャラを演じているんですけど、なんかちょっとキャラがデッドプールと被っています。おしゃべりでジョークばっかり飛ばすタイプ。今思うと、レイノルズのあの芸風はこの頃からすでに確立されていたんだなと感じますね。

敵役の始祖ヴァンパイア・ドレイク役にはドミニク・パーセル。この方は海外ドラマ「プリズン・ブレイク」の主人公の兄・リンカーン役で有名ですね。あの屈強な体格がヴァンパイアの始祖にピッタリでした。

あとは味方側でいうと、パットン・オズワルトも出演しています。ピクサー映画「レミーのおいしいレストラン」でレミーの声をやっている方です。

管理人は「ああ、この人あれに出てる人だ」「あ、この人も見たことある。何に出てる人だっけ」とか調べるのが好きなんですよね。こういうキャスト掘りも映画を観る楽しみの一つだと思っています。

アビーの弓アクションがかっこいい

あともう一つ触れておきたいのが、ウィスラーの娘でアビーというキャラクターの存在です。ジェシカ・ビールが演じています。

アビーは弓使いなんですよ。これがかっこいいんです。普通の弓ではなくて、なんかビームみたいな光を放つ特殊な弓を使っていて、アクションシーンの見栄えがすごく良いです。ジェシカ・ビール自身もかなり鍛えた体で撮影に臨んだようで、格闘シーンの動きにも説得力がありますね。

3に関して率直に言うと、ストーリーの練り込みは1・2に及ばないものの、キャストの魅力とアクションの見どころで十分楽しめる作品です。やっぱり1ランク落ちるかなとは思いますが、シリーズの締めくくりとしては悪くないんじゃないでしょうか。

シリーズ全体のまとめ|マーベルブランド確立前の隠れた名作

3に関しては少し辛めのレビューをしましたが、シリーズを通して総合的に見れば全然面白いです。

マーベルブランドが今のように確立する前、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が始まるずっと前の作品ですが、これはこれでシリーズとしての完成度は高いと思います。今のマーベルはアベンジャーズを始めとする様々なクロスオーバーがあってすごく面白いですけど、昔のマーベル作品も全然捨てたものではありません。逆にクロスオーバーがない分、単体でも十分楽しめますし、初見でも入りやすいです。

ちなみに、MCUで新しいブレイドをやるという話が2019年に発表されています。マハーシャラ・アリが主演を務める予定なんですが、監督の降板が相次いだり制作上のトラブルが続いたりで、2026年現在も公開日は未定のままです。ケヴィン・ファイギ社長は「ブレイドは確実にMCUに登場する」と発言しているそうなので、気長に待ちましょう。個人的にはウェズリー・スナイプス版が最高なので、新しい方にはハードルが上がりまくっていますけどね。

「ブレイド」シリーズはこんな人にオススメ

ヴァンパイア映画が好きな方、90年代~2000年代のCGに頼りすぎないアクション映画が好きな方、そしてマーベル映画は好きだけどMCU以前の作品は観たことがないという方にオススメです。MCUとは世界観がつながっていないので、予備知識ゼロで楽しめますよ。

シリーズ3作品ともNetflixやAmazon Prime Video、U-NEXTなどで配信中。3作合計で約6時間なので週末の一気見にぴったりです。管理人は一日で全部観ましたけど、できれば1日1本くらいのペースで観ると余韻を楽しめるかもしれません。

シリーズ視聴順のオススメ

観る順番は普通に公開順がオススメです。

  1. 「ブレイド」(1998年)…シリーズの原点。まずはここから。
  2. 「ブレイド2」(2002年)…デル・トロのホラー演出で一段階進化。
  3. 「ブレイド3」(2004年)…豪華キャストで幕を閉じる最終作。

ストーリーのつながりはゆるいので、正直どこから観ても楽しめますが、1から順に観ていくとブレイドというキャラクターへの愛着が深まるので、やっぱり公開順がベストですね。

とまあ、「久々に観たシリーズ」第1回のブレイドはこんな感じで。今回は3作品を一気に観ましたが、時間ができればこのシリーズ続けていけたらと思います。では、また。

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